レーシックとは

レーシック(LASIK)は、高精度の医療用エキシマレーザーを角膜に照射し、
屈折を矯正することで視力を回復させるという画期的な眼科手術です。
これにより角膜や水晶体の屈折異常によって起こる近視や乱視・遠視を治療
することができます。
レーシックが優れている点は、フラップ(角膜に作るフタ状の部分)を作成する
ことにより、角膜の表層部を温存できる点にあります。これによって、これまでの
屈折矯正手術と比べ、レーシックは安全性と手術後の回復力が飛躍的に高まりました。

そもそもレーシックとは、エキシマレーザーによって角膜の表面形状を変化させ
近視や乱視を矯正する方法です。
レーシックが開発されて既に10年以上が経過しその安全性、確実性、長期
経過等が
確認されています。レーシックはかつての近視手術のように不確実な効果をもたらす
ものではなく、従来の手術とは比較にならないほど安全かつ正確に近視を治すことができます。
日本でも毎年6万件以上レーシック手術が行われ、手術を受ける人は年々増加傾向です。
レーシックの安全性に関して議論していた時代はすでに過去のものとなり、
メガネ、
コンタクトレンズ、レーザー治療のなかから自分にあった矯正方法を選ぶ時代になっています。

◇レーシック手術の一連の流れ
・麻酔
 点眼剤で麻酔をし、目を洗浄。
・フラップを作る
 マイクロケラトームという機械を使い、角膜の表層にフラップを作る。フラップとは、
 角膜のフタのようなもので、このフタの内側の角膜にレーザーを当てて、角膜の形を
 修正していく。
・レーザーを照射
 レーザーで角膜の形を修正する。最新のレーザー装置にはアイトラッカーという
 機能がついており、
 手術中に目が動いたとしてもコンピューター制御によって正しい位置にレーザーの
 位置が修正される。
・フラップを戻す
 レーザーを当てる時間はだいたい数十秒程度。
 角膜の修正が終わったら、フラップを元の位置に戻す。
・洗浄
 最後に目を洗浄。

ここまでの所要時間は15〜20分。入院の必要などもありませんので、手術を
受けた
その日に帰宅可能です。角膜は自然な作用(角膜内皮作用)で自然に接着していきます。

◇レーシックの手術費用は医院(クリニック)によって異なりますが、平均的な
料金として片目で約18万円から、両目ですと約36万円程度です。片目だけでも
両目でも手術が可能です。
注意して頂きたいのは、現状レーシック手術は健康保険適用外です。生命保険や
医療保険に加入している方は、上記の料金よりも安く手術を受けられる場合が
ありますので、保険会社に直接問い合わせてみて下さい。


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レーシックが受けられる条件

レーシックは、誰もが受けられる手術ではありません。レーシック手術を
受けるには、事前に、レーシック適応検査 (眼科検査と医師による診察)
を行い、その適応検査によってレーシックの適応が認められた人だけが
レーシック手術を受けることができます。当然ながら、眼科検査と医師に
よる診察で不適応とされる人もいます。レーシック手術の不適応とされる理由としては以下のようなものがあります。

【レーシック手術で不適応となる例】

・20歳未満の人 (クリニックによっては18歳未満)
・角膜の厚さが不充分、または近視の強すぎる人
・眼疾患 (白内障、緑内障、ぶどう膜炎、円錐角膜、網膜疾患など) がある人
・マイクロケラトーム使用に支障のある状態 (極端な奥眼・眼が細い・眼の周りの
 脂肪が厚いなど) の人
・近視が現在も進行中、または屈折が安定していない人
・内科疾患に伴う強度のドライアイ「シェーグレン症候群」の人
・ホルモンの影響により日々の屈折が不安定な、妊婦や授乳婦
・重度の糖尿病、膠原病、アトピー性疾患などを持つ人
・角膜ヘルペスや帯状ヘルペス性角膜炎などの感染症を患ったことがあり、今後も
 再発の可能性がある人
・角膜疾患をきたす恐れのある薬剤を服用している人
・精神的に不安定な人。細かいことを非常に気にする人
・医師のインフォームドコンセントに充分納得できない人
・45歳以上の方で、術後そう遠くないうち老眼が始まることに抵抗がある人


レーシック手術の適応・不適応については、医院やクリニックで見解が異なります。
この場合、「適応」とされたクリニックで手術を受けることが良いのかは充分に
検討すべきですが、ご自分できちんと納得いく検査を受けることが大切です。


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